HIPPO式英語学習やってみたレビュー
早速なのですが、先日ご紹介したHIPPO式英語学習を、ためしに一回やってみたので、思ったこと・感じたことをまとめました。
▼目次▼
HIPPO式英語学習とは
▼こちらの記事で紹介いたしました。
「聴こえたままに声に出してみる」という方法です。このとき、
- 単語を調べたりしない
- 訳や意味を考えたりしない
という方法です。とにかく聴こえたまま声に出してみる。要するにシャドーイングですね。
音楽がいいかなーとも思ったのですが、せっかくなので何か学べる動画にしようと思い、以下のTED動画を教材にして試してみました。
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最初の20時間ーあらゆることをサクッと学ぶ方法 ジョシュ・カウフマン
動画の中で「話している意味が分かった方がいい」という話もあったので、
日本語訳を字幕で出しながら、聞こえたままに声に出すということをやってみました。
動画紹介「最初の20時間ーあらゆることをサクッと学ぶ方法」
先に教材にした動画の軽い紹介をすると、
「それなりのレベルになるまでには20時間の練習でOK」という内容です。
プロ並みのレベルになるには1万時間必要だそうです(!)。
でも、新しいことに挑戦しようとしたとき、そこまでのレベルは求めませんよね。
20時間にもコツがあって、
- 最も重要なところから練習する
- その分野の情報収集をし、自分で間違いに気付けるまでのレベルにもっていく
- 邪魔になるものを排除する(テレビとかネットとか)
- 最低20時間練習することで「苛立ちの壁」を超える
だそうです。
確かに、新しく何かを始めようと思ったのにすぐに挫折してしまうときって、全然上達しなくて嫌になっちゃうパターンが多いですよね。
それは、20時間達する前に苛立ちに負けて諦めてしまったからなんだなあ。
これからは、20時間という具体的な時間がわかっているだけでも頑張れそうです。
また、新しいものを学ぶ一番の障害は「恐れ」という感情だそうです。
こちらのTED動画でも、「失敗を恐れること」は語学習得の大きな壁になると話していましたね。▼
やってみた感想
やってみたところ、大人だからこその難しさを感じました。
ある程度英語を知っているが故、
- 単語がわかると日本語英語で声に出してしまう
- 文法がわかると聞こえていない副詞・助詞まで言おうとしてしまう
- 日本語訳につられて謎の声を発してしまう
ということが起きました。何かというと、
- 文の流れから「a lot of time」と言っているなと感じ取り、
- 「ア ロット オブ タイム」と声に出してしまうのですが、
- 実際は「アゥロッ(ツ)ブタイ(ン)」(たぶん)と聞こえている
という感じ。むずー!
子供の方が上達しやすいというのは、こういう英語知識がないから、本当に聞こえたまんまを真似て声に出すことができるんだろうな、と感じました。
あとは、単純に早すぎて間に合わずブシュブシュ言うしかないときがあったり。
そもそも唇・舌・喉の使い方が全然違う感じがします。
速すぎてつい口の動きが小さくなってしまうのですが、もっと口全体を使わないと出せない声がある感じです。
あと字幕を日本語にしていたら、頭混乱して声が止まって「ングォ」みたいな声がでました。そういう脳トレみたい。どこ鍛えてんだろう。
YouTube動画でこれをやるとしたら
やってみて、同じ動画を何回かやった方がいいなと。
ケビンズイングリッシュでやまちゃんも、「シーンやBGMでどんな内容か理解しながら聞いていた」と言っていたので、内容を理解するまでいっぱい聞いた方がよさそうです。
- まず、日本語字幕・英語字幕で各数回聞く(内容を覚える)
↑ このとき、できるなら聞きながら口も動かしちゃいましょう。できるところまでで大丈夫 - 最初にシャドーイングするときは、英語字幕で
↑ 日本語字幕だと変な声が出ます。 - 慣れてきたら字幕なしで
↑ ここまでできたら、HIPPOと似ている環境になってるかも
参考になったら嬉しいです!