単語はニュアンスで覚えること
英語を勉強していて、ひとつ気づいたことが。
単語はニュアンスで覚えること!
▼目次▼
ひとつの意味だけ調べて終わらせてはいけない
最近出てきた単語で glued というものがありました。
Googleで翻訳すると、一番上にこのような結果が出ます。
ふむ、接着された…
さて、これだけ見た後に文章に戻ると、
This is definitely a much sought-after skill in our day and age when all of us appeared to be glued to our phones.
⇒ 電話に接着される…?んん…?
となります。
※以前紹介したTED動画に出てくる一文です。
単語の意味って一つだけではないので、必ず複数のサイトを見て学ぶように心がけました。
単語をイメージして覚える
glued ですが、他のサイトなども見ると、「接着された」のほかに「集中」「釘付け」という意味もあることがわかります。
これらから、「何かから離れられない様子」を表していることがなんとなく想像できます。
つまり、
This is definitely a much sought-after skill in our day and age when all of us appeared to be glued to our phones.
これは、「電話から離れられない=スマホに釘付け」であることを表しているんだとわかります。
※ちなみにTED動画の日本語訳では「スマホ依存症」と訳されていました。
周辺単語についても調べて理解を深める
ここで終わらせてもいいのですが、gluedに興味を持ってきたところなのでもう少し踏み込んでみます。
gluedは「-ed」となっていることから、過去形・過去分詞っぽいので、「glue」で調べてみると、
のり!なるほどー。確かにくっつく。
名詞では「のり」「接着剤」、動詞だと「くっつく」「接着する」という意味だそう。
ちなみに「グルーガン」という、DIYなどで使う道具をご存じですか?
あれもこのglueから来ているようなので、ハンドメイドをする人はもしかしたら「glue」はご存じだったかもしれませんね。
また、gluedはほかにどんな使われ方をするのかなーと例文などを見ると、
- glued to one's desk(デスクにかじりつく)
- glued to one's phone(スマホに夢中)
- glued to the news / TV show(ニュース/テレビ番組に釘付け)
のようなものがありました。単に集中している、というより、止められない・離れられないというニュアンスの方が近そうな気がします。
ここまでやると身についている
ひとつの単語にここまで時間かけてやるか?というと、なかなか全部は難しいかもしれませんが、できるだけやった方がいいかなと思っています。
特に自分が興味を持った単語については。
これだけ調べると、
- ニュアンスを理解しているので、他の使い方をされても意味が想像できる
- 次に同じ単語が出ても多分わかる
- 周辺単語も理解したので、わかる幅が広がっている
という効果があり、より効率よく英語学習ができるような気がします。
ここら辺は、効率ももちろんですが、英語という言語に興味を持って楽しく勉強できると、上達が早まるかなと思います!
しばらくはこの方向で単語学習はやってみますー