日本語⇒英訳の罠
このブログもそうですが、アイキャッチ画像を探すために「O-DAN」というサイトを愛用しています。
複数の画像サイトから、著作権フリーのものを一括で検索出来てすごく重宝します。
海外サイトが多いのですが、検索窓に日本語でワードを入れても、英語に直して検索しなおしてくれるんです。
そんななかで、
男女が険悪なムードな様子・喧嘩している様子
を表した画像が欲しいなと思い、色々入れてみたところ、思い通りの画像が全然ヒットしない……
むしろ、ナニコレ?という画像ばっかり引っかかる。
なんかちょっと面白かったのでシェアです。
「喧嘩」⇒「Fight」⇒格闘している人
最初に「喧嘩」と入れたところ、ボクシング画像や空手画像などがいっぱい出てきました。
検索窓には「Fight」と…。
なるほどー
Fight…戦う、争う、奮闘する
つまり、口喧嘩ではなくガチ殴り合いというニュアンスになっちゃいました。
日本でよく言われる「ファイトー!」という野次は、海外では「殴り合え!戦え!」という意味になってしまうので注意。
「すれ違い」⇒「Passing」⇒道
次に「すれ違い」と入れたところ、道の画像がたくさん…
これも、なんか違うな?と思い見てみると「Passing」と入っていました。
passing…通行、通過、合格
ちなみにちゃんと「すれ違う」を英訳しようとすると、「Passing each other」になり、人が物理的にすれ違う様を表します。
海外だと、ちゃんと自分の気持ちを口に出してコミュニケーションを取る文化なので、「男女のすれ違い」にピッタリハマった表現はない、とのこと。
▼こちらを参照させていただきました
「険悪」⇒「serious」⇒まじめ
出ないだろうなーと思いながらも「険悪」で入れてみると、モノクロな画像や、正面をまっすぐ見つめる人の画像がずらり。
なんだこれ?と思ったら、「serious」で検索されたようです。
serious…まじめ、本気、深刻、険悪
全然違うの出てきてしまうなー
ちなみに、険悪って他にどんな言い方があるんだろうと思ってみたところ、
- 険悪 = 嫌なムード = foul
- 険悪 = 相手と仲が悪い = not on good terms
- 険悪 = 荒れた関係 = stormy relationship
など、決まった単語とかはなさそうですね。
「serious」は重たい雰囲気・深刻な状態を表していそうです。
「口論」⇒「quarrel」⇒これだ!
次に「口論」と打ったところ、やっとそれっぽい画像デテキタ!
見ると「quarrel」
quarrel…喧嘩、口論、言い争い
quarrel about ~ で、~について口論する、という意味。
(発音が難しい…)
ちなみに、言い争いをしている画像以外に、動物が喧嘩している画像も多く出てきました。動物同士の争いもquarrelを使うんかな…?
※ググってみましたが、あまりよく分からず。
こういうサイトも、すぐに調べられるように英語で直検索できるようになりたーい!